January 4, 2023 – 金融機関は、過去3年間、コロナ・パンデミックの対応に追われながらも、デジタル・トランスフォーメーション/事業変革/生き残りをくぐり抜けてきた。2023年に入り、世界は「コロナ後」に入ったとも考えられるが、そこでは「第二次世界大戦後最大の戦争」「不況」「気候変動」「(先進国においても)政治情勢の悪化」などが金融業界を待ち受けている。
- 様々な支払い手段をワンストップで提供するペイメント・オーケストレーターが、小売事業者を支援できる立場にいる
- 2023年:BNPL利用が急増?
- 2023年:カードビジネスへの障害が山積
- グローバルに事業展開する小売事業者は、アクワイアラーの活用方策を再考する必要がある
- オムニチャネル・エクスペリエンスの改善は金融機関にとって喫緊の課題である
- 金利上昇期を迎え、銀行の顧客獲得戦略の再考が必要に
- 異常気象を金融事業に組み込む必要性高まる
- 給与前借り融資(Earned wage access:EWA)事業に取り組む金融機関増加する
- クレジットカード・アズ・ア・サービス(CCaaS)は生き残れるか
- メタバースの可能性に注目しておく必要がある
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本稿では、Adidas, Alipay, Amazon, Apple, Burberry, CashApp, eBay, Google, Gucci, HSBC, iDeal, J.P. Morgan, Louis Vuitton, Meta, Microsoft, Nike, PayPal, Roblox, Shopify, The Clearing House, Tommy Hilfiger, Venmo, WeChat Pay, Zeepay, Zelle に言及している。
About the Author
David Albertazzi
David Albertazzi is the Director of Datos Insights' Retail Banking & Payments practice, and he focuses on retail bank channels and core banking technologies. He specializes in technology solutions used by banks and credit unions to support their mobile banking, online banking, branch, ATM, and call center channels, and he assesses the strategies and technology implementations of financial institutions of...