Eコマースの取扱い高は年々増加しており、それとともにCNP不正は毎年数十億ドル規模に達している(米国の場合)。背景には、EMVチップが導入され店頭での不正が大幅に減少したため、犯罪者のオンライン・チャネルへのシフトがある。3DSは、適切に導入/運用することでEコマース取引を保護し認証率を高められるため、カード発行企業/小売り事業者/決済事業者から広く支持を集めている。

本レポートでは、CNP不正と3DSに関する金融機関の認識(利用実績/承認率/損失の減少/全般的な評価など)をまとめるとともに、今後の3DS活用動向を考察した。執筆にあたっては、Outseer社の調査に基づきながら、この分野に関心の高い金融機関20社(米国/カナダ/英国/ドイツ/オーストラリア所在)へインタビューを実施した。
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本レポートでは、American Express、Discover、EMVCo、JCB、Mastercard、Visa に言及しています。
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