March 7, 2023 – 資金を借入れた法人顧客とのリレーションを拡大すべく、トレジャリー・マネジメントなどを提供する場合、その追加申込みの際の手続き(オンボーディング)の煩雑さから、カスタマー・エクスペリエンスにマイナス効果を与え、金融機関のブランドを棄損しているケースが多々ある。調査によればトレジャリー・マネジメントやペイメント・サービスの申込み時の不適切なエクスペリエンスから、企業顧客の68%がその金融機関を他社/他人に推奨する気持ちになれないと回答している。
本レポートでは、コマーシャル・ローン組成ソリューション・ベンダーが提供するオンボーディング時のカスタマー・エクスペリエンス向上に資する機能/特徴を概観した。執筆にあたっては、2022年下半期に金融機関が付加価値サービスを提供する際のオンボーディングに関する課題について、金融機関、及びローン組成ソリューション・ベンターとの会話を行った。ここでは、4社(Able, Abrigo, Finastra, nCino)の機能/アプローチをまとめている。
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About the Author
David O'Connell
David O’Connell is a Strategic Advisor with the Commercial Banking team at Datos Insights, where his primary coverage area is lending. A former commercial lender of 14 years, David brings to his lending coverage extensive hands-on and granular knowledge of banks’ challenges in building businesses that lend safely, cost-effectively, and at scale. Broadly scoped, David's coverage of lending encompasses the...