Boston, June 28 – データ・イニシアチブでは、例えばデータ分析技術を活用して詐欺の可能性をスコアリングすることでリスク管理を強化したような取り組みをカバーしている。データ分析から得られた結果を組織全体で活用することで生産性向上を実現したケースや、データ分析による「保険料計算の差異の発見」や「保険料の支払い遅延や非更新の予想」を意思決定の自動化やSTP（ストレート・スルー・プロセシング）に結び付けることで、売上拡大に貢献した事例もある。

ANGのインシュアランス・テクノロジー・インパクト・アワードは、保険会社の事業拡大や利益率向上に具体的なインパクトを与えたITプロジェクトを発掘し表彰する取り組みである。本年で11回目となるこのアワードでは、ビジネスに結果を残した65のプロジェクトを審査した。本レポートでは、「デジタル・イニシアチブ」分野のケース・スタディ17社（Amica Mutual Insurance Company, Berkley Management Protection, Columbia, EMC Insurance Companies, Everest Insurance, Everest Re, Guardian Life, Mosaic Insurance, Penn Mutual, Pennsylvania Lumbermens Mutual, QBE North America, Reliance Standard, RGA, Sammons Financial Group, Sammons Financial Group, State Auto Insurance, Southern General Insurance）をご紹介する。

なお、同時に発刊した別レポートで、他のイニシアチブ（「コア・システム」「デジタル」「ＩＴプラクティス」）のケーススタディを紹介している。

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本レポートはAmazon Web Services, Archanis, BMC, Centric, Cogitate, Collibra, DataRobot, Dell, Denodo, Dun & Bradstreet, DXC, Elastic, EvolutionIQ, Google, Guidewire, Idera, Informatica, Ipswitch Inc., LexisNexis, London Market Association, MIB, Microsoft, Mulesoft, Perr & Knight, Project Jupyter, PwC, Qualys, Salesforce, SAP, Shift Technology, Snowflake, Sonatype, TAIおよびVertaforeに言及している。