Boston, April 19, 2022 – あらゆるビジネスにおいて「差別化」が不可欠であるが、金融機関が提供するトレジャリー・マネジメント・サービスの場合、顧客である企業は、各銀行のサービスの差はほとんどなく、どれでも必要十分な機能を備えていると認識している。この環境の場合、必要となる差別化策は、機能やデータではなく、それらを「どのように提供するか」となる。大手金融機関が取り組まなければならない施策は、適切なデジタル戦略を立案し、それを実現するためのテクノロジーを導入することである。
This 本レポートは、金融機関各社がミッド・マーケットや大企業顧客のニーズをどのように認識しどのように対応しようとしているか、またトレジャリー・マネジメント分野のサービス改善に関して、どのような優先順位でIT投資に取り組んでいるかをまとめたものである。執筆にあたっては、2022年第一四半期に、米国に本社のある金融機関とグローバル銀行の米国拠点合計55社に対する調査を実施した。この55社は、「Aite-Novarica Group’s Corporate Banking Executive Council」のメンバー企業でもある。
本レポートには、図6点が含まれます(全20ページ)。アイテ・ノバリカ・グループのCommercial Banking & Paymentsセグメントをご契約のお客様は本レポートおよびチャートをダウンロードいただけます。
About the Author
Christine Barry
Christine Barry serves as Leader of Strategic Initiatives, Research for Datos Insights. She is also a member of the Commercial Banking and Payments team focusing on the strategies and technology implementations of global banks of all sizes. Her recent research has addressed global cash management trends and technologies, capturing the valuable small-business customer, bank priorities for treasury onboarding, and the...