Boston, July 26, 2022 –アクワイアラーは、様々な新しいリスクが出現する中、これまでのリスク管理体制を抜本的に見直す必要に迫られている。アクワイアラーは、毎月数千社/数万社にのぼるマーチャントからの新規取引申込みに対応しなければならず、これだけの件数の口座開設承認作業とその後の継続的なモニタリング/リスク管理を手作業で行うことは不可能に近い。

アクワイアラーは、自動化ツールを導入し、多数のマーチャントの行動を監視/リスク計測を実施して、不審な行動には更なる評価を加えなければならない。更に、取引のあるマーチャント全体をポートフォリオととらえて俯瞰し、リスク管理のポリシーを修正しながら不正によるロスの防止やレピュテーション・リスクの管理を行う必要がある。

本レポートでは、大手アクワイアラーがマーチャントを獲得する際の口座承認手続きとその後の継続的なリスク管理をどのように実施しているかをまとめた。執筆にあたっては、2022年3月から6月にかけて、大手アクワイアラー20社（銀行/ノンバンク/PSP/マーケットプレースなど）に対し、マーチャントのリスク管理とその課題を中心としたインタビューを実施した。

本レポートには、図6点と表3点が含まれています（全28ページ）。Retail Banking & Payments service或いは Fraud & AML serviceをご契約のお客様は、本レポートをダウンロード頂けます。

このレポートでは、Aperia, Bureau van Dijk, Dun & Bradstreet, Equifax, Experian, Everseen, FICO, G2, Jarvis, Kount, LexisNexis Risk Solutions, Square, Thomson Reuters, TransUnion, WebShieldに言及している。