Boston, August 3, 2022 – 金融機関が企業に提供しているトレジャリー・マネジメント(財務管理)サービスは、顧客のテクノロジーに関する知識が豊富になり、加えてフィンテック企業も台頭する中、抜本的なレベルアップを求められている。
金融機関は、提供するソリューションの刷新に加え、営業要員のテクニカル・スキルやサポート体制を見直し始めている。テクノロジーは、これまで顧客にサービスを提供するための手段だったが、現在ではサービスそのものだと考える必要がある。
本レポートでは、大手/中堅の企業顧客のニーズに応えるため、金融機関各行の法人営業部門が、何を重要視しどのような体制の構築を目指しているか、どのようなメッセージを発信し、どのように自行ソリューションの価値を伝えようとしているかを分析したものである。
執筆にあたっては、2022年1月に米国に本社のある金融機関と米国に拠点をもつグローバル銀行計54行に対して調査を実施した。これら54行は、いずれもアイテ・ノバリカ・グループのコーポレート・バンキング・エグゼクティブ・カウンシルに参加メンバーである。
本レポートには、図9点が含まれています(全16ページ)。Commercial Banking & Payment serviceをご契約のお客様は、本レポートをダウンロード頂けます。
About the Author

Christine Barry
Christine Barry serves as the head of Banking & Payments, Insights & Advisory, focusing on the strategies and technology implementations of global banks of all sizes. Her recent research has addressed global cash management trends and technologies, capturing the valuable small-business customer, bank priorities for treasury onboarding, and the drivers of global core banking system replacement. She also leads Datos Insights’s Corporate...