Boston, July 14, 2022 – 顧客情報を厳密に管理することは、金融機関と顧客との信頼関係を醸成するための第一歩である。にもかかわらず、ごく最近まで顧客情報の管理は金融機関の部門毎に別々に行われ、情報が社内に散らばっているのが現状であった。昨今、金融機関が様々な事業戦略(CX改善や顧客情報の分析、リスク管理改善/コスト削減など)を打ち出すにつれ、今までの「分散型顧客情報管理」を発展させる必要性に迫られている。
本レポートでは(1)顧客情報管理(Enterprise Identity Management)のコンセプト、(2)金融機関における現状、(3)金融機関が顧客情報管理を進化させようとしている背景をまとめた。執筆にあたっては、2022年5月から7月にかけて、北米の金融機関12社(いずれもAUM$300億ドル以上)へのインタビューを実施した。
本レポートには、図10点と表1点が含まれています(全21ページ)。 Fraud & AML Serviceをご契約のお客様は、本レポートをダウンロード頂けます。
About the Author
Trace Fooshee
Trace Fooshee is a Strategic Advisor in the Fraud & AML practice at Datos Insights, covering fraud and data security issues. Trace has been leading business transformation initiatives for over 20 years. He started his professional career in Singapore, where he focused on delivering process automation solutions for banking and securities clients by way of workflow and document management-based transformations....