Boston, June 9, 2022 – 金融機関のカスタマー・エクスペリエンス改善施策は、まだ問題含みだ。CXの重要性については、広くコンセンサスが得られているが、どのような施策を導入すべきかや、効果測定の方法、問題点の改善方策などに関しては、まだ適切な方策が見出されているとは言い難い。多くの企業が予算を確保し増員を予定しているものの、そのリソースの配分や何に投資するべきかの論議は焦点が定まっておらず、結果、社内の意思疎通/効果計測方法/実行体制/ガバナンスなどに問題が生じている。
本レポートは、カスタマー・エクスペリエンス施策に関する課題を3つの視点から掘り下げる。(1)消費者とのコンタクト・ポイントはいつ/どこにあるか、(2)企業方針と現場の行動をどう一致させるのか、(3)企業規模/業種に合わせた施策の導入、である。執筆にあたっては、2022年第1四半期に金融機関(保険会社と銀行)でカスタマー・エクスペリエンス戦略を担当している識者210人に対してアンケート調査を実施、業種/組織体制/社内のコミュニケーション・チャネル/CX施策の内容等にどのような差異があるのかを把握した。
レポートには、図32点が含まれます(全45ページ)。アイテ・ノバリカ・グループのCustomer Experienceセグメントをご契約のお客様は本レポートおよびチャートをダウンロードいただけます。
About the Author
Datos Insights
We are the advisor of choice to the banking, insurance, securities, and retail technology industries–both the financial institutions and the technology providers who serve them. The Datos Insights mission is to help our clients make better technology decisions so they can protect and grow their customers’ assets.