January 24, 2023 – 米国社会はコロナ・パンデミックの荒波を乗り越えたと考えられるが、企業はパンデミックが残した様々な影響を乗り越えて進まなければならない。経済環境の様々な変化(記録的なインフレ/活況な労働市場/供給不足/消費意欲の減退など)が、あらゆるビジネスに不確実性をもたらしている。このような状況では返済が収入を上回る消費者も多く、債権回収事業者にとっては追い風となる。ただ、同業界も他の産業がかかえる課題とは無縁ではない。新しい市場環境に適応しなければ、企業が立ち行かなくなる可能性もある。
本レポートは、TransUnion 社の協賛により毎年作成している米国のThird Party債権回収事業者の動向/課題/事業機会をまとめた年次報告である(二部構成のレポート)。第一部となる本編では、債権回収事業業界の現状/事業と戦略/業績/職場における課題をまとめた。執筆にあたっては、2022年2四半期後半から第3四半期前半にかけてサードパーティ債権回収の専門家140人に対する調査を実施した。
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本稿では、TransUnion に言及している。
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Ariana-Michele Moore
Ariana-Michele Moore is a Strategic Advisor in Datos Insights' Retail Banking & Payments practice. Ariana covers a variety of topics supporting the practice. Prior to a career break, Ariana was a senior analyst in Celent’s retail banking group. Her research focused on topics such as payment fraud, identity theft, identity verification, payroll cards, stored value cards, biometrics, smart cards, contactless...