Boston, January 4, 2022 – 法人向け銀行サービスやペイメント分野のイノベーションは、金融機関の想定以上のスピードで進行している。企業顧客は、ペイメントとそれと連動する銀行サービスの自動化を進めたいと考えており、多数のフィンテック企業がこの分野のソリューションの生み出した。その結果、新たなイノベーションやパートナーシップが生まれる事業環境が構築されるとともに、金融機関自身も生き残りをかけてサービスの高度化/差別化を進めており、競争が激化している。
2022年度、トップ10トレンド
1.フィンテック企業によるディスインターミディエーションは本物である。
2.どのようなペイメント・インフラが普及するかは、ユーザー次第である。
3.暗号通貨分野の関心が一層高まる。
4.金融機関のM&Aが増加した結果、新しいテクノロジーの導入作業が中断されるケースが増えている。
5.エンベデッド・バンキングやERPシステムとのインテグレーションが重要性を増してる。
6.SMB向けローンは活況を呈しており、クロスセルの増加にもつながっている。
7.金融機関は、ESGに関する取り組みを強化すべきである。
8.フィンテック企業が’銀行免許を取得しようとする場合、規制当局との関係はこれまで以上に複雑なものとなるだろう。
9.カスタマー・エクスペリエンスの向上をめざし、コネクテッド・バンク分野の様々な試みが、多数行われるだろう。
10.法人向け銀行サービスにおけるAPIの重要性が、より広く認識されるようになるだろう。
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本レポートはFederal Deposit Insurance Corporation, Lending Club, MuleSoft, Netflix, New York Department of Financial Services, Nium, OpenPayd, R3, Radius Bank, Revolut, Ripple, Stripe, Square, The Clearing House, Trovata, Varo Money, World BankおよびXinfinに言及している。
About the Author
Erika Baumann
Erika Baumann serves as Director of the Commercial Banking & Payments practice at Datos Insights, focusing on payables and receivables technology and solutions. She has over 10 years of experience in the wholesale banking space, bringing expertise from both banking and fintech vendor positions. She has worked extensively with both U.S. and international banks, vendors, and the clients of each to identify...