モバイル・アプリの登場により支払い手段が多様化しつつあるが、P2Pペイメントの分野でも変化が著しい。調査によると、2022年、米国でのP2P決済の約40%がモバイル機器を介して行われた。このうち半数は取引銀行経由だったが、消費者の大部分は、P2P決済はすべて金融機関チャネルで行いたいと考えている。これは、銀行の努力次第では、現在、銀行以外のチャネルで行われているP2Pペイメントを金融機関が取り込めるということでもある。
本レポートでは、Datos Insightsが2023年に実施したP2Pペイメント調査の結果を紹介し、金融機関がP2P決済に関する事業環境を理解し、顧客へのサポートを強化して決済件数を増やす一助となることを狙った。このアンケート調査は、米国の消費者5895人に対して実施したもので、お金を贈ったり/送金/支払いなどの際に利用する手段や嗜好を尋ねた。
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本レポートでは、Apple, Block, Circle, Early Warning Services, Fiserv, Google, Meta (Facebook), PayPal, Walmart に言及しています。
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Ariana-Michele Moore
Ariana-Michele Moore is a Strategic Advisor in Datos Insights' Retail Banking & Payments practice. Ariana covers a variety of topics supporting the practice. Prior to a career break, Ariana was a senior analyst in Celent’s retail banking group. Her research focused on topics such as payment fraud, identity theft, identity verification, payroll cards, stored value cards, biometrics, smart cards, contactless...