パスワードや知識ベースによる本人認証は、データ漏洩/アカウント乗っ取り/フィッシング/(見破られやすい)平易な構成のパスワードなどの観点から危険度が高い。ソリューション・ベンダーは、フィッシングに対処できる多要素認証(MFA)を開発/提供しているが、金融機関での採用はまだ低調である。データ漏洩やランサムウェア攻撃に対するコストが増大し続ける中、金融機関は、自社内で高い機密性が必要な部門/業務に対して、より高機能な次世代MFAを検討する必要があるだろう。
本レポートは、Token 社の後援をもとに、次世代MFAソリューションに関して金融機関のサイバーセキュリティ部門がどのように認識しているかを調査したもので、金融機関がデジタル活用本格化に際して、どのような実務的な仕組みや企業カルチャーの変更が必要となるかをまとめた。執筆にあたっては、金融機関のサイバーセキュリティ責任者(CISO)及びMFAに詳しいメンバー合計18名を対象に調査を実施した。
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本レポートでは、Token に言及している。
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John Horn
John Horn leads the Cybersecurity practice at Datos Insights, which provides valuable cybersecurity and identity research, insights, and advisory services to financial services firms. In addition to leading a team of Strategic Advisors, John functions as a distinguished industry expert and critical thinker within the rapidly evolving domains of identity, cybersecurity, and risk. His coverage areas include identity security, identity and access...