Boston, August 4, 2022 – 金融機関がコロナ・パンデミック対策としてデジタル・チャネルの利用を推進したこともあり、API活用がここ1-2年で大きく進化した。特にオープン・バンキングの分野では、金融機関とフィンテック企業/ネオバンク/ソフトウエア・ベンダーが協力して新しい金融商品/サービスを開発する流れが強まっている。EUと英国では、オープン・バンキング関連のレギュレーションとデータ・プライバシー保護規制の整合性がとられ、API活用のための規制環境が整備された。米国では、レギュレーション整備は遅れているものの、オープン・バンキング自体は急激に進化している。
本レポートでは、IT部門がどのような体制を構築すれば、社内の事業部門や外部企業と共同して、APIを使ったシステム開発やオープン・バンキングに関する効果的な協力体制を構築できるかを解説する。執筆にあたっては、これまで実施したオープン・バンキングやAPI活用に関する調査結果に加え、デスク・リサーチによる公開情報の収集、更に弊社顧客である金融機関からはIT部門の状況を伺った。
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このレポートでは、Checkout.com, DataGrail, Envestnet Yodlee, Financial Data Exchange (FDX), Flinks, Microsoft, MX, Nacha, Osano, Plaid, Skyflow, Square, Stripe, Tridentsysに言及している。
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Mitch Wein
Mitch Wein is an Executive Principal in the Insurance Practice at Datos Insights. He has expertise in international IT leadership and transformation as well as technology strategy for banking, insurance (life, annuities, personal, commercial, specialty), and wealth management. Prior to joining Datos Insights, Mitch served in senior technology management positions at numerous financial institutions. At Bankers Trust (now Deutsche Bank), he automated...