Boston, January 5, 2022 – コロナ・パンデミックに振り回された2年間が過ぎ、ウェルス・マネジメント業界は、変化の激しい市場に打って出る時期を迎えている。これまで慣れ親しんだビジネス・モデルは、顧客のニーズに合わせた手直しが必要であり、既存の商品やサービスも、テクノロジーを活用した新なチャネルで市場拡大を目指さなければならない。とはいえ、市場の変化は速く、時間との闘いを強いられるだろう。

トップ10トレンド
ビジネスチャンスは潤沢だが、残された時間は少ない

1. パンデミックを機に投資を始めた個人投資家の動向に注目する必要がある。
2. ファイナンシャル・プランニングの大衆化が加速する。
3. キャッシュ・フロー管理が、個人向け金融サービスの欠かせない要素となる。
4. 大手ウェルス・マネジメント企業は、ダウンマーケットへの取組みを本格化する。
5. 富裕層顧客向けWMサービスにおいても、デジタル化が進行する。
6. インデックス投資のパーソナライゼーションは定着するか。
7. ESG投資手法やESGに関するスコアリングにメスが入る。
8. 個人向けオルタナティブ投資の拡大と効率化が進み、利益率も向上する。
9. デジタル資産のリスク軽減策が確立されるにともない、個人顧客のポートフォリオへの組み込みが始まる可能性がある。
10. ベビーブーマーの退職に伴い、確定拠出年金（401k）からの資金引き出しアドバイス/年金商品市場の拡大する。

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